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栃木県のいちご研究所、研究棟を完成−イチゴの品質技術向上へ

 【宇都宮】栃木県は12日、イチゴの研究開発などを担う「いちご研究所」(栃木市)内に研究棟を完成した。同県は「とちおとめ」をはじめ、全国屈指のイチゴの生産量を誇る。研究棟には最新鋭の試験設備を導入し、イチゴの鮮度や品質保持技術の向上につなげる。

 同研究所はイチゴの情報発信や研究開発を担う拠点として2008年に全国で初めて設置。これまで、7―11月に生産可能な品種「なつおとめ」などを育成している。

 今回、収穫調査や品質解析を担う施設として約2億円をかけて研究棟を建設。延べ床面積は689平方メートルで、品質解析室には糖度や濃度を分析する研究機器など最新鋭の機器を導入した。またイチゴの歴史や研究成果などを展示する交流展示コーナーも設置した。

 同日の完工式で福田富一県知事は「産地間競争が激化する中、本県のイチゴ王国としての地位を揺るぎないものとする」と強調した。


【2010年4月13日 日刊工業新聞社】