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中国経連、外国人観光客増加策をまとめる

【広島】中国経済連合会(広島市中区、福田督会長、082-242-4511)は、外国人観光客の域内周遊促進策をまとめた。経済波及効果の大きい観光産業をテコにした地域活性化が目的。域内の観光情報の共有化や国内外への連携PRなど、点在している観光資源を"線"で結ぶなどの具体案を示し「外国人観光客の中国地域での周遊促進方策」として報告書にした。

 2008年の中国地域での外国人の年間延べ宿泊者数は37万6000人余りで、全国シェアでは1.7%にとどまっている。このうち、広島県は二つの世界遺産を抱えていることなどで約19万人が宿泊(平均1.8泊、全国8位)しているが、周辺観光地との連携が少なく、日帰り観光も20%以上になっている。このため、観光地の周遊性の促進や、体験型観光資源の開発などが必要としている。

 具体的には(1)宿泊率の高いバックパッカー(低予算の旅行者)の欧米系観光客を対象とした「案内所」の機能強化(2)国別マーケティングや東京、大阪などでの情報提供、口コミ、ネット紹介など情報発信手法の重層的活用(3)周遊ルートの開拓、グリーンツーリズムの提供、通訳や観光専門スタッフの充実など受け入れ態勢の整備―などを挙げている。


【2010年4月5日 日刊工業新聞社】