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菅清織物、東京・八王子市の工場跡地を撮影スタジオに

【立川】菅清織物(東京都八王子市、菅沼律子社長、080-5022-8716)は、織物工場跡地を利用した撮影スタジオ「ハウススタジオ昭和」を始めた。使用料は都内相場から約2割低く抑えて8時―20時の時間貸しが8万円。戦時下のドラマや廃虚撮影の利用を見込み、年間300万円の売り上げを目指す。

 同跡地は1958年に建てられた木造工場で、広さは225平方メートルで天井高は4―5メートル。小学校が隣接するなど宅地化が進み、騒音の激しい工場の運営には不向きだ。

 しかし木組みの天井がそのまま残っているほか、自然光で織物の色つやを確認していたため採光性が高く、基礎が固く工場内に撮影セットを組める。「設備投資と管理費用がほぼゼロ」(菅沼社長)で映画撮影などの長期使用が決まれば事業が成立すると見ている。

 都内の貸しスタジオは「古いものが少なく、同様の設備を求めて福島まで撮影に出ている」(同)という。中央自動車道・八王子インターチェンジから近く、ロケバス用の駐車場があるなどの利便性を売り込む。


【2010年3月31日 日刊工業新聞社】