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水戸で地方版コミケ開催−2日間で3万3000人が来場

 同人誌即売会コミックマーケット(コミケ)の5年に一度の地方版で、コミケでまちおこし・みと実行委員会などが主催する「コみケッとスペシャル5in水戸」が21、22の両日、水戸市中心部で開かれた。「コミケでまちおこし」がテーマで、2日間で3万3000人が来場した。

 コミケは漫画やアニメ、ゲームなどを2次創作した同人誌をサークルごとに販売するイベント。JR水戸駅北口の百貨店などが並ぶメーン通り沿いの空きビルが会場だが、「街全体を会場に」との発想で、コミケで恒例のコスプレ撮影会を水戸芸術館と三の丸広場で行った。

 地元企業各社は漫画家のイラストをあしらった公式商品計13品を会場など7か所で販売した。明利酒類(水戸市)が販売した梅酒「うめ物語」は人気漫画家の蒼樹うめさんのイラストということもあり、「30分で売り切れた場所もあった」(小川真幸常勤相談役)ほどの盛況ぶり。現在は在庫がない状態だが、注文は受け付けており、今後も商品の販売を続ける

 だるま食品(水戸市)は昨年11月に公式商品の第1弾で、外箱に漫画家のイラストをあしらった「水戸納豆カレー」を発売し、これまで約2万5000個を販売した。会場を視察した高野正巳社長は「街がにぎわっていた昔のようだった」とイベントの熱気に驚きつつ、「もう一度水戸に来てもらわなければ」と今後につなげる必要性にも触れた。

 来場者も普段のコミケとは違う雰囲気を楽しんでいた。コスプレをしていた男性は「街全体にお祭り感がある。地元の人にも楽しんでもらえれば」と話した。(水戸)


【2010年3月24日 日刊工業新聞社】