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東京学芸大の本間さん、会津漆器の文化・歴史を絵本に

 「製品の背景や文化は付加価値になる」と語るのは東京学芸大学4年生の本間由佳さん。ふるさとの会津漆器のもつ文化や歴史をテーマに絵本を製作した。製品とともに絵本を贈ることで「人生の節目の贈り物となる」と提案する。

 子供が生まれときにはおわんと取り扱い方の絵本を贈り、長く大事に使われるようにと説く。成人式にはおちょこと元服に使われた盃(さかずき)の歴史の絵本を贈る。さらに地方文化によって同じ製品でも持つ意味合いが変わってくる。「製品の持つ物語がメッセージという付加価値になる」という。

 歴史のあるモノほど製品デザインが成熟している。機能と価格だけでない新しい価値を作りたいと製品を取り巻く文化や製品を生み出した風土に着目した。ストーリーと一緒に提供することで「製品一つひとつが長く親しまれるようになってほしい」と願いを込める。(立川)


【2010年2月19日 日刊工業新聞社】