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中国地域の国立5大学、産学連携で実務者会議−テーマ・手法を検討

 【広島】中国地域の国立5大学が、産学連携機構長クラスの実務者会議を設置し、連携の具体的なテーマや取り組みの検討を始めた。大学間連携を強化し広域的な産学連携活動を展開するため。各大学が連携テーマの提案を受けて、具体的な連携の取り組みを提案し、5大学学長会議で決定する。大学間連携により、地域産業の活性化などが期待できる。

 実務者会議を設置したのは、広島大学、岡山大学、山口大学、鳥取大学、島根大学。5大学連携は2008年の5大学学長会議で合意、09年の産学官コラボレーション会議で実務者会議によって連携事業を進めることを決定した。これを受け、5大学の産学連携機構長クラスと中国経済連合会、中国経済産業局で実務者会議を構成。当面、広島大に事務局を置いて具体的なとりまとめを行う。

 テーマは各大学が提案し、賛同した大学と連携して活動を展開する。5大学がそろわなくても、複数あればテーマを提案した大学が主体となって事業を進める方針。施設・機器のオープン化、知財やシーズのデータベースの統合や海外説明会、コーディネーターの連携・活用などの連携を想定している。

 提案されたテーマは事務局を通して各大学に連絡し、10年1月中旬までにテーマごと参加意向を確認する。その後に実務者会議を開いて、連携テーマを検討、2月に予定されている学長会議に提案する。学長会議の意見を踏まえて再調整を行い実施する。5大学の大学間連携の推進で、大学のオープンイノベーション、教育・研究のレベルアップを進め、中国地域の産業活性化を支援する。また世界への情報発信や競争的資金獲得の可能性拡大も期待できる。


【2009年12月28日 日刊工業新聞社】