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TSUKURI堂、博多織工房兼ギャラリー開設−「博多の町に響く機音」

 「機音(はたおと)が博多の町の風景になってほしい」と話すのは、御供所町博多織工房TSUKURI(つくり)堂(福岡市博多区)の脇山俊明さん。古い街並みが残る博多の中心部に手織りの工房兼ギャラリーを開いた。博多織は福岡の伝統的絹織物だが、製造拠点は郊外に移っている。

 「(博多織の)生産量はほぼ100%が機械織り。手織りは本当に珍しい」という。和装離れもあり、製品PRの場は少ないが「若手職人の作品を展示し、人目にふれる機会をつくりたい。市場を意識しつつ、作り手が作りたい製品をアピールする」という。

 工業組合のバックアップもあり"原点"での工房開設に地域の期待は高まる。脇山さんは「製造、展示、地域とのつながりという三つをうまく機能させたい」と意気込み、さまざまな思いを織り込む。(福岡)


【2009年12月07日 日刊工業新聞社】