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月星食品など、栃木トマトで万能ソース−B級グルメと連動販売

 【宇都宮】月星食品(栃木県足利市、長沼清社長、0284-41-6743)、足利市農業協同組合(JA足利)などが、栃木県産トマトを地域資源として活用した万能ソースの開発に乗り出した。同県はトマトの産地であり、規格外品野菜を有効活用し、イタリアン風味の新ソースを2010年夏をめどに発売する計画。販売では足利商工会議所などと連携し、B級グルメでPRしている「ポテト入り焼きそば」と連動した販売を検討している。

 栃木県足利地区では主に「麗容(れいよう)」という品種のトマトを栽培している。酸味が特徴で、ドレッシングやソースの素材に適している。JA足利が規格外品の活用法を検討しており、月星食品に新たなソース開発を持ちかけた。このほど同社が経済産業省などの地域資源活用事業計画の認定を受け、商品化に本格的に乗り出した。

 新ソースは酸味を抑え、トマトの風味を生かしたイタリアン風味。サラダだけでなく、ハンバーグ、焼きそばにも合う万能ソースで、月星食品の長沼幹雄専務は「和風のモノはあったが、イタリアン風味の万能ソースはなかった」という。現在、試作を行っており、来年夏には発売する予定。価格は200―300ミリリットル入りで500円程度を想定している。

 同社は地元足利地区のB級グルメ「ポテト入り焼きそば」のPRも積極的に行っている。新ソースの販売では、既存の流通ルートに加えて、地元焼きそば専門店などの協力を得て、PRしていく考えだ。


【2009年11月27日 日刊工業新聞社】