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栃木・足利会議所、繊維500社をDB化−来春サイト

 【宇都宮】足利商工会議所は市内の繊維企業のコア技術を収集・整理した専用のポータルサイトを来春にも立ち上げる。会員企業約500社から情報を収集してデータベース化し、染色、織物など業種別の検索機能を付ける。同市には繊維産業が集積しているが、中国への生産シフトの影響で衰退しつつある。同会議所が旗振り役となり、市内企業の強みを広く情報発信して受注拡大につなげる。

 11月中に足利商工会議所が会員企業に自社の強みを記載するアンケートを実施する。会員企業のほか、業界団体も対象としてデータの充実を図る。サイトには業種別に各企業の固有技術を紹介し、個別企業のホームページ(HP)にもリンクする。

 また同会議所が推進している「婆娑羅(ばさら)」をテーマとしたブランド事業「足利幕府ブランド」の情報も発信し、個別企業の情報とあわせて「繊維の町、足利」を発信する。 これまで、個別企業の情報を体系的に整理したデータは少なかった。専用HPの開設でバイヤーなどが市や同会議所を介さず、直接企業とコンタクトができるようにする。

足利は繊維企業が集積し、国内有数の繊維産地として知られている。だが、近年は中国への生産シフトなどの影響を受け、会員企業もピークの約1000社から半減しているという。同会議所はポータルサイトの開設を「受注につなげ、産業の発展のきっかけとしたい」としている。


【2009年11月12日 日刊工業新聞社】