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大商住之江・住吉支部、木材産業を振興−データブック作成

 大阪商工会議所住之江・住吉支部(大阪市住吉区、06-6674-1125)は、木材産業振興を狙って「木材産業データ・ブック」を作成した。建設など関連産業に紹介、販路開拓などに役立てる。木材産業は同支部管内で最大の地場産業だが、割安な製材済み木材の輸入増加などで低迷が続いている。地場産業をPRして、住之江・住吉地区の産業活性化につなげたい考え。

 データ・ブックには木材販売業者や関連組合など37社・7団体を掲載。アカマツやヒノキ、北米産やロシア産といった扱い木材種、天然木材の製材や内装用天然合板など得意分野を細かに紹介する。さまざまな種類の木材を使う店舗や住宅向けなどにワンストップで提供できる集積地としてのメリットをアピールする。大阪府の建設、内装業者、近畿各地の商工会議所や商工会に配布する。

 住之江区の平林地区は東京・木場に次ぐ大規模な木材集荷地。1975年ころの全盛期には約300の関連事業者が集積していた。しかし木材の需要減に加え、プレカット材など割安な製材済み木材の輸入増で原木の製材業者らの廃業が続き、現在は100事業者程度に減っているという。

 住之江・住吉支部は06年に「工業データ・ブック」で食品や機械産業など広く紹介している。今回は主要地場産業のアピールで住之江・住吉地区を売り込み、他産業への注目につなげたいとしている。


【2009年11月2日 日刊工業新聞社】