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地域資源活用チャンネル

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関西中小4社が共同でEVを開発。来年2月に試作−観光地タクシーに

 あっぱれEVプロジェクトが開発するEVは、大手自動車のEVと差別化し、中小の独自性を出すために、商店街など道路幅が狭い地域で女性や高齢者が安心して運転できるコミュニティーカースタイルを想定。

 電源は京都EV開発のリチウムイオン電池を使用する。一般家庭のプラグにもつなげるAC100ボルト電源で、1回の充電で約50キロメートル走行可能。京都EV開発はEVを開発した実績がある。

 最大の特徴は、カーデザイン。歴史的な景観を有する京都や奈良での走行を想定して、外観は牛車などを思わせる3輪車スタイルで、屋根部分には番傘をイメージした開閉可能な和紙を取り付ける。このほかにも関西名産の竹や漆塗りを大胆に取り入れて、観光タクシーで乗った客に古都の趣や四季、環境との共生といったメッセージをアピールする。

 淀川製作所はボディーなど板金加工、近畿刃物は大型レーザー部品加工技術などが強み。両社とも守口門真工業クラブのメンバー。試作車をもとに細部を改良、5年後に月20台の生産を目指していく。


【2009年9月17日 日刊工業新聞社】