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福岡・立花町、小中・保育園で竹繊維製食器を導入

 近畿経済産業局は15日、産業クラスター計画「環境ビジネスKANSAIプロジェクト」で支援してきた竹繊維使用の生分解性エコ食器が、9月から福岡県立花町の全小中学校7校および2保育園へ導入されたと発表した。

 アルミ食器メーカーの岩本金属製作所(大阪市平野区)が国の06・07年度地域新生コンソーシアム研究開発などを活用して開発。立花町は町内の放置竹林対策を踏まえて、09年度低炭素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル事業の採択を受け導入した。

 同食器は竹繊維51%と生分解性プラスチックのポリ乳酸49%を混練し成形後、漆で塗装。生産から廃棄分解までの二酸化炭素排出量は食器に多く使われるポリカーボネートより65%少ない。高強度で耐熱性も備え食器洗浄器の利用も可能。価格はポリカ製の3―4割高。

 岩本金属、立花町などは今後、近畿、九州両経済産業局の支援を受けて、社会システムと連携した地産地消型モデル製品として全国展開したい考え。


【2009年9月16日 日刊工業新聞社】