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全国連と中小異業種交流財団、農商工マッチングに参入

全国商工会連合会と中小企業異業種交流財団(東京都港区、小林惇会長、03-3584-0707)は、農商工連携のマッチング事業に乗りだす。中小製造業者と農業者を結びつけるのが目的で、18日の名古屋市を皮切りに、福島県いわき市や佐賀市など全国20都市で2010年2月までにマッチング会を開催する。このほど専用サイトを立ち上げて参加者の募集を始めた。また連携プランをチェックする評価委員会の設置も予定しており、アフターフォローも充実させていく。

全国商工会連合会が企画し、中小企業異業種交流財団が受託運営する。各地区の商工会議所などと協力してPRする。参加無料で、企業、農業者それぞれ50社程度の参加を見込む。農商工連携の周知は進んでいるが、製造業を中心とした中小企業、農業者に多い「出会いのきっかけがない」という声に対応した。

名古屋市ではキャッスルプラザ(中村区)で中小企業50社、農業者50人のほか大学などの研究機関、自治体などを集めて開催する。基調講演で成功事例を紹介した後、グループマッチング会、個別マッチング会を開く。それぞれのブースにはコンサルタント、企業OBによるコーディネーターを配置し、スムーズな意見交換をすすめる。

10年2月末までに同様のマッチング会を20都市で計20回開催する。各地方で2都市ずつを予定している。農業側は求める機器や技術などのシーズを紹介し、中小企業がニーズを聞き取る。中小企業にとっては自社製品の売り込みの場にもなる。売れるモノづくりのためのマーケティングの視点を取り入れるため、サービス業などの商業者の参加も呼びかける。

コーディネーターは2週間後、3カ月後に企業や農業者へヒアリング調査をして、報告書を作成。有識者による評価委員会で報告書を評価し、今後の計画や進め方をアドバイスする。


【2009年9月2日 日刊工業新聞社】