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奈良県、識者と「ふるさとカフェ」−日本の行方を知事ら対談

 【奈良】1300年の歴史を持つ奈良で、日本の行方を考える―。奈良県は21日、荒井正吾知事がホスト役となり奈良にゆかりある有識者を招いて、奈良のこれからなどを公開対談する「ふるさとカフェ」を奈良市内のホテルで行った。初回ゲストに、奈良県大和郡山市発祥で世界的な工作機械メーカーに成長した森精機製作所の森雅彦社長、平城遷都1300年記念書籍を編集した編集工学研究所の松岡正剛所長が参加した。

 対談で森社長は「世界各国に出かけても、生まれ育った奈良と比較してしまう。(奈良には)大きな会社はないが、個々で立派な企業は多い。道路や景観もしっかり整備できればすばらしい町になる」と指摘。松岡所長は「中国の漢字と万葉の言葉を組み合わせたように、奈良時代には外の文化をやわらかく受け入れて、うまく編集してきた。1300年記念事業では古都・奈良の力を世界中にしっかり伝えるべきだ」と強調した。

 荒井知事は「政権選択が問われている日本で奈良の歴史を学び、この国の方向を考えるきっかけにできれば」と応えた。今後も県は「ふるさとカフェ」を定期開催し、県政の参考にしていく。


【2009年7月22日 日刊工業新聞社】