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愛知県、県内観光実態を調査−今月下旬から振興計画に反映

 【名古屋】愛知県は今月下旬から、観光客や県内観光地・施設に関する実態調査を9年ぶりに実施する。現在、産学官による検討委員会で2010年度からスタートさせる県の中長期の観光振興計画を策定しており、調査結果をここに反映して具体的な施策づくりなどに生かす。調査は約1600人に対して行う。9月をめどに2回目の調査も実施する計画だ。

 調査は対象を(1)県内観光地・施設を訪れた日本人観光客(2)外国人観光客(3)宿泊施設や旅行業者―の3通りに分けて行う。観光客に対しては人数や年齢のほか満足度などを尋ねる。施設・業者側に対しては利用状況や売り上げなどについて調査する。

 同県は08年に施行した「愛知県観光振興基本条例」に基づき、具体的な行動計画や数値目標を盛り込む「愛知県観光振興基本計画」を09年度中に策定する。6月に第1回検討委員会を開催した。

 愛知県は他県に比べ海外を含む県外からの観光客が少ないのが現状。県内の観光施設などの利用者は07年度に1億4800万人で、そのうち県外からの利用者は24%にとどまる。また宿泊者の80%近くが観光ではなく、ビジネス目的というデータもあり観光振興が課題となっている。


【2009年7月8日 日刊工業新聞社】