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千代田漬物、千葉産野菜でブランド漬物−農家・農協と提携

 【千葉】千代田漬物(千葉市美浜区、柿澤利行社長、043-248-3336)は、千葉県産の野菜を使った自社ブランド漬物の企画・開発に乗り出した。本業の漬物卸売業で培ったネットワークを活用し、県内農家や農業協同組合、漬物工場と提携。規格外野菜を活用するなどで原価低減することを戦略の柱に、仕入れから販売まで一貫したビジネスモデルを構築する。9月末までにブランドを策定し、早ければ10月にも出荷を開始する計画だ。

 原材料には、見た目や大きさの面で流通業者が求める規格に達せず、価格が安い規格外野菜を中心に使う。このほか価格調整のために捨てられる余剰農産物や生育の過程で間引きされた摘果農産物なども活用する。原価を抑えて商品価格も既存の同等品に比べて3割程度安くし、安価な中国・東南アジア産の漬物に対抗する。

 野菜は県内の農家や農業協同組合などから仕入れ、加工は提携先の工場が行う。商品は千代田漬物が本業のルートを活用し、千葉県内のスーパーマーケットや小売店、飲食店などに卸す。千葉市、成田市の公設市場内にある自社店舗でも販売する。

 販売先を県内にほぼ限定し、地産地消ならぬ"千産千消"をアピール。ブランド認知を狙う。


【2009年6月10日 日刊工業新聞社】