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堺市など、産業観光推進で協議会−見学先企業情報を集約

 【南大阪】堺市は堺商工会議所、堺観光コンベンション協会と連携し「堺産業観光推進協議会」を29日に発足する。臨海部に集積が進む先端技術と、内陸部の伝統産業を融合させた、独自の観光プラン構築を目指す。会議所会員など市内の製造拠点を対象にアンケートを実施し、9月末までに見学可能な企業情報を集約する。

 堺市臨海部ではシャープの液晶・太陽電池工場の建設が進展。関連企業とともに環境先進型産業の集積地として変ぼうを遂げつつある。新旧交えた地域産業の魅力を発信することで「堺観光」の集客増を図り産業活性化につなげる考え。

 堺市観光部では、町歩きをテーマとして“着地型観光”の定着を進めている。文化財特別公開や観光施設の整備とともに、刃物や線香といった伝統産業の体験プログラム開発など観光素材の発掘に力を入れる。ツアーの問い合わせにも独自の観光ルートを構築し、ワンストップサービスで応えている。その結果、市内周遊バスツアーの実績は06年度75件に対し08年度281件に拡大。ツアー参加者も08年度は9000人超と、06年度実績の約3倍に増加している。

 一方、堺会議所は地域経済の活性化に産業観光が重要なファクターになると指摘。08年度から視察ツアーや大阪商工会議所共催の産業観光ツアーに取り組んでいる。


【2009年5月29日 日刊工業新聞社】