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岩手・滝沢村、県立大と提携し産学連携施設を開設−IT企業を育成

 【盛岡】岩手県滝沢村は岩手県立大学(IPU)と連携して、15日にIPU敷地内に産学連携サポート施設「滝沢村IPUイノベーションセンター」をオープンする。IT関連企業の事業育成、組み込みソフトなどの開発促進が期待される。まず入居決定した同県内外の5社でスタート。滝沢村は地域振興を、IPUとしては実務教育を通じた実学実践の人材育成を狙う。

 建設費などの事業費2億2600万円は滝沢村が負担する。市町村が公立大学内に産学連携支援施設を整備するのは全国初めてのケースという。同大地域連携研究センターにも隣接する。同センターの規模は、2階建て延べ1087平方メートルで、12室の研究室を備える。これまでの募集で5社(7室)の入居が決定。

 入居企業はV&V(横浜市)、ワイ・デー・ケー(東京都稲城市)、エボテック(盛岡市)、ホロニック・システムズ(岩手県紫波町)、オレンジソフトテクノロジー(神奈川県相模原市)。情報通信やメカトロ分野の組み込みソフト開発に強みを持つ企業が集まった。今後も随時募集する。

 IPUはソフトウエア情報学部などを備える。岩手県としても基盤技術高度化の一環として、組み込み系ソフトウエアの人材育成を進めており、同分野での競争力向上に取り組んでいる。


【2009年5月14日 日刊工業新聞社】