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東京都、ロケ撮影の手続き簡略化−許可を2週間に短縮

 ヒーロー、ヒロイン気分を味わって―。東京都は映画、ドラマのロケ地を活用した観光振興を進める。このため制作会社などが都内でのロケをしやすくなるように手続きを簡便化する“特例ルール”を制定した。また、ロケ地をめぐる観光客向けにロケ地マップを作製・配布しており、観光資源の開発を後押しする。

 都の施設などでのロケ撮影を申請する際、煩雑だった手続き、料金をわかりすく体系化した。これまで撮影許可は月1回開催の委員会で決定されるなどしていたため、2カ月もかかることがあり、「許可が難しい」「時間がかかりすぎる」という指摘が多かった。

 今回、窓口を都が所管する東京ロケーションボックス(新宿区)に一本化。施設管理者への許可申請のほか、民間施設との仲介を担当する。申請から許可までの時間は2週間程度に短縮したほか、料金もルール化し、制作会社などが使いやすくした。

 ロケ地マップは『上野・浅草』『立川・日野』の2タイプで、それぞれ英語版も作製した。羽田空港の観光情報センターなどで配布する。ロケ地の情報はインターネットや口コミで広がり、「知られざる観光スポット」(産業労働局観光部振興課)として注目されている。映画、ドラマのロケ隊を誘致して、ファンを観光客に取り込む狙いだ。ロケ地は、通常の観光スポット以外で選ばれるケースが多く、新たな観光資源になり得るという。ロケなどに関する問い合わせは東京ロケーションボックス(03‐3344‐0005)へ。


【2009年4月28日 日刊工業新聞社】