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大峰化学、レンコンから焼酎−地産地消で限定発売

 レンコン焼酎で大阪府門真市の町おこし―。大峰化学(門真市、大西康弘社長、072‐882‐5249)は、木村酒類販売(同、木村茂社長)やNPOあいまち門真ステーション(同、木村隆博理事長)と共同で、門真市の名産であるレンコンを使った焼酎づくりに乗り出した。市内で収穫した300キログラムのレンコンをもとに焼酎をつくり、10月初旬をめどに門真市内限定の特産品として発売する。門真市は大手電機のパナソニックの本社があることで知られるがこれといった特産品がなく、商工会議所や市にも呼びかけて同製品で町おこしを狙う。

 価格は化粧箱に入った720ミリリットルの商品で3000―4000円台になる見込み。門真市内限定の特産品にする考えから今後、販売方法や風味、コンセプトなどをさらに詰める。商品名はレンコン(ハス)の花から取って「蓮の宴(はちすのあかり)」とする予定。レンコンの穴を通じて先を見通し、門真市の発展で、経済などが明るく照らされるという願いを込めた。

 門真市のレンコンは江戸時代に奈良・春日大社に河内レンコンを奉納したことなどがルーツとされ、数十年前は市内に多くの畑があったが宅地化と第二京阪道路の開通計画などによって数が減少、現在は細々と栽培されている。

 大峰化学などはこのレンコンをもとに米麹を混ぜて、750ミリリットル換算で約400本の焼酎を製造。数量が少ないため市内限定販売とし、行政などのイベントに使ってもらったり、ギフト用に売ったりすることを考えている。イモを原料にした焼酎と比べて、雑味が少なくすっきりした味わいになるという。


【2009年4月6日 日刊工業新聞社】