HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

西陣帆布、西陣織を京福電鉄の電車に装着

 西陣帆布(京都市上京区、岩田靖史社長、075-464-5269)は、屋外で使用可能な西陣織の紋織物を開発、25日に運行を始める京福電気鉄道の車体に桜模様の織物を装着する。製作費は約50万円。京都市産業技術研究所繊維技術センター(同上京区)が開発した画像紋処理システムを利用し、桜や寺などの繊細な柄を帆布に製織した。今後、耐候性の検証を重ね、6月までに製品化を目指す。

 防水・防炎加工を施し耐候性を持たせ、屋外で使用できるようにした。環境に配慮して、再生PETボトルのリサイクル糸を使用。糸にする前に顔料を練り込んで着色したため、紫外線に強く、色落ちしないという。織物は凹凸があり、独特の質感や風合いを実現した。今後は色柄製織の技術や耐候性、織物の風合いなどを生かし、京都の町家など和風建築に合う日よけや、商店街の屋外テントなどの製品を作り、普及させたい考えだ。


【2009年3月23日 日刊工業新聞社】