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新産創研など、播州織の製品見本試作システムを開発

 【神戸】新産業創造研究機構(神戸市中央区、田崎雅元理事長、078-306-6800)を事業管理法人とする産学官グループは2日、播州織の製品見本を低コスト・短納期で試作できるシステムを開発したと発表し、一部を実演した。自動車内装材や衣料向けで工程を短縮・自動化し、従来の3分の1のコストと6分の1の納期を達成できる。今後、地元の産業団体や自治体と実用化に向けた体制を構築する。

 織物製品の手触りなどの確認には多数の試作を行うが、織り柄ごとの人手による作業で納期やコストが膨大となりコストの安い中国との競争力が課題だった。同システムは染色後の糸をマイクロ波で乾燥・固着させ、時間を短縮。さらにタテ糸をつなぐ整経工程をソフトウエアで自動制御し、複数の織り柄も一度に整経できるようにした。

 開発メンバーは兵庫県立工業技術センター繊維工業技術支援センター(兵庫県西脇市)と片山商店(同)、桑村繊維(兵庫県多可町)、神戸大学。


【2009年2月3日 日刊工業新聞社】