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石川テント、折板屋根向け外断熱工法を開発−塗装より低コスト

 【松山】石川テント(愛媛県四国中央市、石川浩社長、0896-56-5042)は、折板屋根向け外断熱工法「ルーフシェード」を開発した。専用シートで屋根を覆う工法で、遮熱塗装に比べて約半額と低コストなのが特徴。直販と、板金・塗装業者、商社などの代理店を通じ販売する。石川社長は「低コストで地球温暖化防止に貢献できる」と話している。

 同工法は専用シート「ルーフスクリーン」で折板屋根を覆い日陰を作り、工場や倉庫内、店舗の温度を下げ、夏場のエアコン消費電力を削減する。折板屋根に金具を取り付けメッシュ素材にステンレスを薄膜した30センチメートルの細幅専用シートを張る。シート素材は日本ワイドクロス(大阪府柏原市)製。細幅にしたためシートとシートにすき間ができ、雨水がたまらず、通気性や通風性を良くした。コストは1平方メートル当たり3000円程度。愛媛大学でシート設置の有無による遮熱効果の室内実験では約5度Cの温度上昇抑制を実証した。飲食店による現場実証では消費電力を約23%削減したという。

 同社は09年夏をめどに国土交通省の飛び火(防火)認定を取得し本格販売したい考えだ。同シートは自社製品第1号として、えひめ産業振興財団の「チャレンジプラン」の支援を受け開発した。


【2008年12月24日 日刊工業新聞社】