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神明、豪で「コメ」販売−あきたこまちを40トン

 【神戸】神明(神戸市中央区、藤尾益雄社長、078-371-2131)は、コメの海外販売に乗り出す。今月中にも豪州に輸出するほか、子会社のウーケ(富山県入善町)が09年春に販売予定の無菌包装米飯の輸出も検討する。海外では日本食の人気が高い半面、日本米の流通量は少ない。同社は豪州を皮切りにコメの輸出強化で、海外市場を開拓する。

 豪州に輸出するのは「あきたこまち」40トン。秋田おばこ農業協同組合(秋田県大仙市)から仕入れて関東工場(埼玉県本庄市)で精米後、現地商社を通じて販売する。一方、ウーケの無菌包装米飯について当面は国内向けだが、将来の海外展開も視野に入れる。

 日本国内の「新規需要米」制度により輸出米の生産も可能になったため、海外強化を打ち出した。豪州は米国からコメを輸入しており、日本米の売り上げも拡大できるとみて攻略に着手する。今後は豪州以外もターゲットとする計画だ。

 神明はスーパーなどを対象に、コメの卸販売を手がけている。単体での09年3月期の売上高見込みは前年度比3%増の1350億円。2010年度に持ち株会社体制への移行を予定している。


【2008年12月19日 日刊工業新聞社】