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コート、四国産間伐材を採用したガードレール発売−観光道路などに拡販

 【高松】コート(香川県三木町、堀具王社長、087-898-6110)は四国産杉の間伐材を使った車両用ガードレール「モッくんガード」を発売した。価格は1メートルあたり2万4000円。すでに高知県津野町の道路に採用された。四国を中心に今年度500メートルの販売を目指す。

 構造物用木製防護柵を必要とする区間では、現行の土中用木製防護柵では構造上対応できないため、四国地方整備局が新たに定めた「四国車両用木製防護柵仕様書」に従って製作した。使う杉も高知県嶺北などの四国産にこだわった。

 従来の鋼製ガードレールと同じ支柱位置での施工が可能で、間伐材の丸太の間には鋼製プレートを挟み込み、前後からボルトで固定することで安全性を高めた。防護柵としての厳しい検査基準をクリアしている。

 既設のガードレールの支柱をそのまま使えるため、交換が簡単にできるのも特徴。今後は四国の自然環境と一体化を図る必要性のある道路、観光地、公園などを対象に積極的に売り込む。

 コートは道路や河川、港湾施設などの交通標識の製作が主力。歩行者、自転車用は以前から製作しているが、車両用の木製防護柵は今回が初めて。同社は「安全性を維持しつつ、環境対応も図った。木のぬくもりが伝わり、自然に溶け込む景観製品」(堀社長)としている。


【2008年12月9日 日刊工業新聞社】