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大阪・枚方の地域産業振興組織、産学公連携事例集を作成

ひらかた地域産業クラスター研究会(大阪府枚方市、佐々木啓益会長、050-7105-8077)は、産学公連携事例集を作成した。大阪府枚方市周辺の企業と大学、研究所、高等専門学校、商工会議所の連携による研究開発事例を冊子にまとめたもので、29日に同市内で開く産学公連携フォーラムの会場で配布する。枚方市が産学公連携の事例集を作ったのは初めて。同市周辺の産学連携の認知度を高めて、今後の取り組みに弾みを付ける。

事例集は主に、05年からの連携成果をまとめたもの。計13社の企業による連携事例14件と、大学4校の窓口を紹介している。

事例では高性能の防振材の開発(枚方技研)、マイクロ風力発電装置の開発(アプライト)、耐食性を維持したステンレス鋼硬化技術の開発(朝日熱処理工業)、除菌能力が高い野菜洗浄脱水機の商品化(吉泉産業)などを紹介。連携窓口を紹介する大学は大阪工業大学、大阪電気通信大学、大阪府立高等専門学校、摂南大学を取り上げている。

枚方市と周辺地域には、このほかにも複数の大学がある。同研究会は事例集を通じて地元企業と大学、研究所の連携の輪をさらに広げたい考え。29日に開くフォーラムでも地元大学の学生6人に参加してもらい、会社を選ぶ側の意見をインタビューすることを予定している。産学連携の範囲を、人材採用まで広げることも検討する。

ひらかた地域産業クラスター研究会は枚方市の委託を受けて北大阪商工会議所が運営、地域企業約30社と大学、研究機関、商工会議所などで構成。地域の産業振興と活性化を狙いに産学公交流会や勉強会を開催。産学公のネットワークづくりに取り組んでいる。


【2008年11月26日 日刊工業新聞社】