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シオザワ、東京の間伐材原料の紙を発売−化学薬品など使わず製造

シオザワ(東京都中央区、塩澤好久社長、03-3551-6201)は、東京都多摩地区の間伐材を原料に使った「東京の木の紙」を発売した。間伐材の有効利用を周知し、国内の森林維持への関心を高める。間伐材からパルプを製造する工程では、化学薬品や熱を一切使わない方法を採用した。官公庁や企業向けに販売し、名刺やパンフレット製作への利用を見込む。価格は封筒10枚で315円。

製造は優良パルプ普及協会(さいたま市岩槻区)が行う。シオザワが開発した無薬品・非加熱パルプ製造機「紙造くん」を使い、間伐材をパルプ化する。間伐材25%と工場内損紙75%を配合して製紙する。はがきや封筒、カレンダーなどの商品も販売する。 国内の森林の荒廃が問題になっているが、森林管理のため伐採される間伐材の有効利用は進んでいない。同社は「東京の森林を東京で消費するといった、原料を近隣から調達して作る、地産地消ペーパーを普及させていく」(中野秀章取締役)考えだ。


【2008年11月26日 日刊工業新聞社】