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大阪・八尾市、まちづくりリーダー養成へ市民塾を開講

 【東大阪】江戸時代の私塾が現代によみがえる―。大阪府八尾市は特定非営利活動法人(NPO法人)やお文化協会、八尾商工会議所、大阪経済法科大学と共同で、八尾市のまちづくりリーダー養成を目指す「環山楼市民塾」を24日に開講する。第1期生は地元の行政マンや若手経営者、大学生が各5人と公募した市民を合わせ20人強。産学官で構成する運営実行委員会も立ち上げた。初年度は8回の講義を行い、継続事業にしていく。

 運営実行委員会の委員長にはレザック(八尾市)の柳本忠二社長が就任。市民塾では変革期における今後のまちづくりを担える人材育成を目的とし、歴史や産業、まちづくり、環境など幅広いテーマで学ぶ。講義は09年3月まで月1回(3月は2回)行う。初回と最終回には、江戸期に私塾だった建物を再現した市の指定文化財である「環山楼」も特別会場として利用する。

 主な講師は関西大学の藪田貫教授、近畿大学の本間正明教授、大阪経済法科大学の藤本和貴夫学長らで、一方的な講義でなく、話し合いや人脈作りができる場をつくる。八尾市と八尾商工会議所は91年から毎年の10年間、「環山楼塾」の名称で地元企業の後継者養成講座を実施した経緯がある。今回は幅広い分野からの参加を得ることで、八尾のまちづくり活性化に役立てる狙いだ。


【2008年9月24日 日刊工業新聞社】