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おおやま夢工房、梅酒の販売好調で増産−新設備を導入

 【大分】おおやま夢工房(大分県日田市、三苫善八郎社長、0973-52-3000)は梅を使った果実酒の販売好調を背景に、09年春をめどに仕込みタンクなどの設備を増強して生産能力を引き上げる。投資額は約4000万円。現在の梅酒の年産量は約100キロリットルで、新設備の稼働により年産量は30―40%増加する。拡大を計画している海外販売やインターネット販売などの需要増に備える。

 おおやま夢工房は日田市などが出資する第三セクター。本社がある同市大山町は梅の産地で、この梅を使った加工品を開発、販売するため98年に設立した。梅酒の製造販売のほか、物品販売所や宿泊施設などを運営している。

 設備増強では、梅酒を熟成させる仕込みタンク(25キロリットル)と貯酒タンク(45キロリットル)を新たに1基ずつ導入する。これと併せて商品を保管する倉庫(延べ床面積200平方メートル)も建設する。建設費は約600万円を見込む。

 同社は香港と台湾に商品を輸出している。これに続く海外輸出に向けた交渉を行っており、10月以降にも新たな取引が始まる可能性がある。またインターネット販売も近く開始する。

本社工場には25キロリットルの仕込みタンクが4基と22キロリットルの貯酒タンクが4基ある。仕込みタンクでは半年、貯酒タンクでは半年から5年間、梅果実とアルコールを熟成し、梅酒を製造する。

 梅酒製造では01年にニッカウヰスキーと業務提携し、ニッカの技術を活用した高級梅酒を投入し、市場を広げている。


【2008年9月9日 日刊工業新聞社】