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兵庫・三木市協組、三木金物に統一マークの制定着手

 【神戸】兵庫県三木市の地場産業である三木金物の地元協同組合が、統一マークの制定に乗り出した。特許庁が認定している地域団体商標を取得したためで、年内にマークのデザインを決定する。並行してマークを使用する企業や製品の基準づくりを進めるほか、11月に三木市内で開く三木金物まつりで地域団体商標取得をPRする。

 三木金物は、ノコギリや鉋(かんな)などの伝統的工匠具のほか、機械工具などを含み、三木市の重要な地場産業に位置づけられている。

 現在検討しているマーク使用の基準は、兵庫県三木市と小野市、加古川市に拠点を置くメーカーであること。さらにこれらメーカーが生産する金物のうち、国内で作られていると認定できる商品を対象とする。中国など海外で生産し輸入した商品は使用を認めない。産地団体の全三木金物卸商協同組合や三木工業協同組合のほか、三木市や三木商工会議所などが加わって検討中で、年内に決定する計画。

 11月に開く三木金物まつりで、三木金物商工協同組合連合会は市役所前広場で「三木ハードウェアショー」を実施。地域団体商標の取得を機に三木金物の良さをアピールするのが狙いで、実演と体験を行う。全三木金物卸商協同組合は市役所前広場のメーン位置で「三木金物びっくり市」を開催する。07年までは食品を中心に位置していたが、地域団体商標をアピールするため金物を中心に据える。三木工業協同組合は三木勤労者体育センターで「三木金物展示・即売会」を開く。

 地域団体商標は特許庁が06年からスタートした制度で、これまでに約400件の登録がある。


【2008年9月8日 日刊工業新聞社】