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千葉・富洋観光開発、芸術で金谷地区に集客

 【千葉】千葉県に芸術と自然が融和する新たな観光スポットを―。富洋観光開発(千葉県富津市、鈴木裕士社長、0439‐69‐2161)は富津市金谷地区の観光整備に乗りだす。09年夏に美術館、アトリエなどを建設し、芸術をコンセプトにした街づくりを進める。すでに北海道教育大学(札幌市北区)の学生2人を招いて、石のモニュメントを23体作り、街中に設置。「時間を消費できて、心をリセットできる空間」(鈴木社長)をつくり、金谷地区の年間観光客数を現状比1・5倍の300万人にしたい考えだ。

 美術館は300平方メートル程度の規模を計画。徐々に拡張していく。鈴木社長が親交のあるアーティストらの作品や、地元の人らが持つ“眠れるお宝”を展示する。使わなくなった建物を活用し、若いアーティストらを支援するアトリエ、工房なども順次設置する予定。

 東京湾岸沿いに位置する金谷地区は、神奈川県と定期フェリーで結ばれている。東京都心から60キロメートル圏内で、「気軽な旅行」(同)需要を引き出せると見ている。 同社は鈴木社長の出身地である金谷地区で、土産物店、レストランなどを運営している。


【2008年8月13日 日刊工業新聞社】