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関経連、「大梅田」を関西の核とするグランドデザイン構想

 関西経済連合会は15日、JR大阪駅を中心に半径約1キロメートルの範囲を対象エリアとした「大梅田グランドデザイン構想」を発表した。梅田北ヤード開発など多数のプロジェクトが進行する「大梅田」を関西経済のエンジンとなる京阪神大都市圏に形成し、日本とアジアの発展に貢献するための連携・交流拠点と定義。人の交流を促す街区づくりや環境共生都市の形成のほか、隣接するエリアへにぎわいを広げる連鎖的都市再生の誘発などを提案している。

 大梅田グランドデザインは村橋正武大阪工業大学教授を座長とする研究会が報告書としてまとめた。大阪駅周辺では梅田北ヤード開発で先行開発区(7ヘクタール)のまち開きが2011年春に予定されるほか、阪急百貨店梅田本店や大阪中央郵便局の建て替えなど多くの開発プロジェクトが進行中で、地域全体が大きく姿を変える可能性が高い。

 このため、周辺を含む梅田エリアを関西の玄関口にふさわしい格を備えたまちで、かつ関西全体の発展に資する拠点とするため、地権者、住民、開発事業者が共有できる中長期の都市ビジョンとして提示。梅田北ヤードの2期開発事業に生かしてもらう狙いもある。

 大梅田の中核機能では内外から人を集める機能、集めた人を刺激し、活性化する機能、新しい価値を生む機能、アジアの人々と関西の人々の交流する機能が必要だと指摘。

 都市インフラでは環境先端技術の導入などによる環境共生都市の実現のほか、民間活力による豊かな都市環境の実現を提案している。


【2008年7月16日 日刊工業新聞社】