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北九州市、観光シャトルバスを無料で運行−皿倉山の夜景PR

 【北九州】北九州市は今夏、同市初の観光シャトルバスを無料で運行する。観光事業強化の一環。市内宿泊者を対象に夜景観光で有名な皿倉山に同バスを走らせる。韓国・釜山港と同市門司港間で国際フェリーが就航したこともあり、韓国人観光客にも利用を呼びかける。市は2013年の市制50周年に観光客2000万人(06年=1157万人)を目指しており、皿倉山観光をその起爆剤の一つにする。

 無料シャトルバスは北九州市観光協会(小倉北区)と連携して、19日から8月末日まで毎日1便運行する。JR小倉駅前(同)とホテルクラウンパレス北九州(八幡西区)の2カ所から20時に出発し、ケーブルカーを使って夜景見学をした後出発場所に帰る。ケーブルカー利用料金(大人往復1200円、子ども同600円)は自己負担。

 産業都市北九州市は、近隣の福岡市や下関市などと比べて観光資源が少ない。内外の観光客やビジネスマンも福岡市や大分・山口、長崎各県の温泉地に宿泊するケースが多く、滞在観光客を増やすことが課題となっている。

 同市観光部観光課では「国内旅行が伸び悩む中で、夜景が美しい九州の玄関口北九州市を内外に訴えたい」としてる。

 皿倉山は標高622メートル。北九州市八幡東区にある市を代表する観光スポット。夜景愛好家から成る「新日本三大夜景プロジェクト」が選んだ「新日本三大夜景」に選ばれるなど景勝地として地元では人気が高い。周辺には旧八幡製鉄所(現新日本製鉄)東田第一高炉などの産業遺産やテーマパークなどもあり、外国人観光客も多く訪れている。


【2008年7月4日 日刊工業新聞社】