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京都府、伝統工芸品修理ビジネスを一括で受発注

 【京都】京都府は人形や掛け軸、表具などを扱う職人や企業などをネットワーク化し、伝統工芸品の修理を一括して受発注するシステムを8月に立ち上げる。「愛着ある伝統工芸品を修理して使い続けたい」という要望が増えていることに着目した。修理、修繕を切り口に新たなビジネスモデル確立を狙う。このほど参加事業者募集を始めた。

 立ち上げるのは「京都伝統工芸修理ネットワーク」(仮称)。分かりにくかった修理依頼先を明確に示し、窓口を一本化することで全国の修理ニーズにこたえる。修理を通じて伝統産業の振興を図り、匠(たくみ)の技の維持発展と若手職人の育成も狙う。将来は海外市場も視野に入れる。

 府がコーディネーターを務め、連携する伝統産業協働バンク(京都市下京区)と京都試作センター(同)が窓口を担う。受発注はインターネットを用いる。京人形修理のネット受発注システムを企業と職人で構築するグループや、伝統技術を先端の試作品づくりに応用するグループなど3組織が参加する見通し。


【2008年5月28日 日刊工業新聞社】