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全国VBLフォーラム、8月に山形・米沢で開催

 【山形】ベンチャー支援の現状と大学における起業家教育の今後のあり方を探る「全国VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)フォーラム」が8月1、2日の両日、山形県米沢市で開催されることが決まった。全国の国立大学45校に設置されているVBL関係者ら産学官が集まる。地域特有の技術など地域資源を活用した新ビジネスの展開が注目される中、地域活性化に向けた「学」の役割を展望する。

 99年に始まった全国VBLフォーラムは今回が5回目。米沢での同フォーラムは東北大学、山形大学、秋田大学の3校が実行委員会を組織し、江刺正喜東北大教授が実行委員長に就いた。山形大工学部のある米沢が開催地となり、事務局は山形大VBLに設けた。

 今回のテーマは「地域の中、世界の中のVBL」。初日は米沢市置賜文化ホール(伝国の杜)を会場に、小山清人山形大理事らが基調講演する。約500人の参加を見込む。2日目は山形大学工学部講義室を会場に、山本貴史東大TLO社長、城戸淳二山形大教授らをパネリストに、地域を起点とした世界に通じるビジネスモデルを討議。また、庄子哲雄東北大教授ら産学官のパネリストがベンチャー教育の方向性などを意見交換する。

 95年度以降に各大学に設置されたVBLは、次世代産業の芽となる先端技術の開拓と起業意欲のある若手育成が目的。ただ各大学が手掛けるベンチャー支援は年々と多様化しており、VBLの位置づけが見えにくい事例もあるという。米沢のフォーラムでは「新たな展開につなげる機会にしたい」(高橋幸司山形大VBL長)としている。


【2008年5月22日 日刊工業新聞社】