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大商東成・生野支部の異業種交流会、「YOROI」ブランド本格展開

 大阪商工会議所東成・生野支部の異業種交流会「フォーラム・アイ」(大阪市東成区、吉持剛志代表幹事、06‐6975‐5562)は、独自ブランドの「YOROI」プロジェクトを本格展開する。8日に兵庫県芦屋市で発表会を開くのを皮切りに、これまで個別に行ってきた同ブランドの商品開発を集約、ブランドイメージに合ったものに限定するとともに、専門の販売ルートも検討していく。百貨店や商社のほか、自前ショップ開設も計画。モノづくり中小の街・大阪からブランドを通じて情報発信を目指す。

 8日に発表するYOROIブランドの商品は自転車やアタッシェケース、名刺ケースなど合計22品目。皮革製のバッグの外側に丸穴のデザインを施した金属板をつけるなど、材料選びや加工技術で異業種連携の強みを生かしたのが特徴だ。

 価格は自転車が1台42万円、アタッシェケースが16万8000円、名刺入れが2万5000円など汎用品に比べると5―10倍も高価。ブランド戦略を担当するハイパーサンク(大阪府豊中市)の松本圭吾社長は「富裕層で、かつ遊び心のわかる大人を対象」(会員企業のハイパーサンクの松本圭吾社長)として、今後も世界にただ一つしかないオンリーワン仕様製品などをコンセプトに商品開発を進める。

 フォーラム・アイは「ブランド戦略により、価格競争に巻き込まれないでいるイタリア・ミラノの中小企業を手本にしよう」と、生野区と東成区の中小企業が集まり02年11月に発足。へら絞り加工やメッキ加工、ネジ、皮革製品、造花、和紙、人材サービスなど39社の会員がいる。

 これまでもYOROIブランドの製品を数種開発してきたが、今後の同ブランド商品の開発はデザイン会社のリラッペ企画、販売はハイパーサンクを通じたものに一本化する。


【2008年5月8日 日刊工業新聞社】