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原酒造、東北で栽培可能な酒米「越神楽」使った大吟醸酒発売

 原酒造(新潟県柏崎市、原吉隆社長、0257‐23‐6221)は、大吟醸酒「越の誉大吟醸」を11日に発売する。農業・食品産業技術総合研究機構・中央農業総合研究センター北陸研究センターが開発・育成した酒米品種「越神楽」を使った。

 これまでの酒米では出なかった、しっかりとした味でありながら、柔らかさと深みを兼ね備えた仕上がりとなった。価格は720ミリリットルで4000円。初年度1000本の出荷を見込む。

 越神楽は大吟醸の生成で一般的な品種「山田錦」と「北陸174号」を交配して開発。醸造時のアルコール収率や生成酒のアミノ酸度が山田錦とほぼ同じものの、味わいが異なることから、新商品の開発が期待できるという。

 山田錦では難しかった寒冷地南部での栽培も可能。そのため、米作が盛んな東北地方での栽培でき、酒造会社への安定供給が見込める。今回の製品化を皮切りに、農研機構は、越神楽を吟醸酒や大吟醸用として積極的に提供していく方針だ。


【2008年4月10日 日刊工業新聞社】