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川崎市、地元の素材「メラミックス」で記念品製作

 川崎市は地元・川崎で生まれたセラミックス素材を使った「記念品」の製作に着手した。市長への来訪者や市長の訪問先での要人らに渡すもので、経済局産業振興部工業振興課が中心となって研究する。これまで"川崎らしい"記念品がなかっただけに、発案者の阿部孝夫市長の期待も大きい。

 記念品はセラミックスボールをあしらった「ネクタイピン」を想定。阿部市長が汎用素材メーカー、イスマンジェイ(川崎市川崎区、渡邊敏幸社長)の主力製品であるファインセラミックス「メラミックス」の量産装置火入れ式に出席した折にメラミックスを川崎発の素材として採用を決めた。今後は製造を担当する市内企業を選定し、完成を目指す。

 メラミックスは窒素雰囲気中で金属シリコンを燃焼させて素材を合成する燃焼合成技術を採用。「セラミックスと特殊鋼の両方の特性を生かす」(渡邊社長)性質があり、新たな高機能汎用素材として期待されている。「今回の採用は川崎市に認められたこと」(同)とし、デザインの企画にも積極的に協力する予定だ。


【2008年4月4日 日刊工業新聞社】