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東京・青梅線沿線協議会、計測・分析機器でクラスター

 【立川】青梅線沿線地域産業クラスター協議会(東京都青梅市、清水保男会長、0428‐23‐0113)は、計測・分析分野を新たな柱とする中小企業振興に乗り出す。地元企業の技術を融合した計測・分析機器の製品化に向け、4月から企業間のネットワーク構築に着手する。

 青梅線沿線地域産業クラスター協議会はこれまで、健康福祉をテーマに掲げた地元企業支援を行ってきた。JR青梅線沿線には福祉施設とともに、計測・分析関連企業が集積している。今後、地元の医療機関の協力も得ながら、企業の競争力向上に向けた方策を探る。まず地元企業に参加を呼びかけて組織化を進める方針だ。

 また一部の参加企業はタマティーエルオー(東京都八王子市)の推進する微小電気機械システム(MEMS)関連のプロジェクトに参加している。「プロジェクト内の研究成果を、新たな産業クラスター活動の中で生かす可能性もある」(井深丹タマティーエルオー社長)と、高度機能部材を活用した次世代計測・分析機器の事業化を目指す。

 同協議会は首都圏産業活性化協会(TAMA協会、東京都八王子市)とともに、青梅線沿線の自治体、商工団体によって06年に設立した。

 タマティーエルオーのMEMSプロジェクトは05年の発足以降、微小光学系など高度機能部材の開発を行ってきた。このほど3年間の研究期間が終了したが、今後も事業化に向けた開発を企業主体で進めていく予定だ。


【2008年3月25日 日刊工業新聞社】