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千葉県、県産ブランド豚肉を売り込み−中ヨーク種豚の生産を強化

 【千葉】甘い脂身がとろける千葉ブランドの豚をぜひ―。千葉県は県産ブランド豚肉の売り込みを始める。全国でも数少ない中ヨーク種豚の生産を強化し、"千葉ブランド"商品として売り出す。県産のサツマイモを飼料にすることで、付加価値を高め、千葉ならではのブランド豚としてPRしていく。

 千葉県の養豚業は全国第4位で、約400戸の養豚業者が、年間100万頭強を出荷している。ただ知名度が低いため、千葉県では特徴のあるブランド豚の育成に乗り出すことにした。

 千葉県では22日に千葉市美浜区の幕張メッセで開く「ちばの恵み新発見見本市商談会」で披露するほか、知事のトップセールスなども検討している。県内や都内の飲食店や百貨店などをターゲットに売り込んでいく。

 ブランド豚として売り込む中ヨーク種の豚は、肉は脂身が多く柔らかさと甘みがあるのが特徴。

 1950年代までは全国で飼われていたが、肥育期間が長いことと、一度に産む子豚の数が少なくコストがかさむため、品種を掛け合わせた豚に取って代わられた経緯がある。

 国内では純粋種が減る中で、品種を掛け合わせない純粋な中ヨーク種を複数の農家が扱っているのが千葉県だけになってきたことから千葉ブランドで売り出すチャンスと着目した。

 現在、県内では7農家が約100頭の母豚を飼育し、年間500頭程度出荷している。春から県産サツマイモを使った飼料に統一し、ブランドの確立を急ぐ。生産頭数や肥育する農家を増やし、2、3年後には年間1000頭出荷できる体制を目指す。


【2008年2月5日 日刊工業新聞社】