HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

高千穂精機、食総研などと共同で十割そば製造機を開発

 【水戸】高千穂精機(東京都八王子市、渕野善男社長、042-644-8511)は、食品総合研究所などと共同で、「十割そば製造システム」を開発した。製粉、こね、延ばしといった難しい作業をすべて機械が行うため、高齢者や子供でも簡単に十割そばを作ることができるのが特徴だ。常陸秋そばのブランド化を図り、産地振興につなげたい考えだ。

 一ユニット306万円で、3月から高千穂精機が販売する。同システムは、そば用低温製粉装置とハイブリッドミキサー、電動製めん機で構成。レーザーで微細加工を施した臼や冷却用のペルチェ装置、摩耗試験器などを取り付けた低温製粉装置で、そば粉を0.1ミリメートル以下の大きさで製造する。低温で製造するため香りも損なわない。この粉を、人間の手や指を模したミキサーでこね、小型の電動製めん機で成形する。

 同システムは、茨城県が推進している「いばらき研究開発推進事業」を受けて開発された。地元名産「常陸秋そば」の高品質生産技術の開発を同時に進めて常陸秋そばのブランド化を図る。


【2008年1月31日 日刊工業新聞社】