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「遊び」の世界選手権、今秋開催へ広島・福山市で実行委が発足

 【福山】東京都による2016年の五輪招致活動が本格化してきた中、広島県福山市で一足先に「遊びのオリンピック(仮称)」開催に向けて実行委員会が発足した。折り紙ヒコーキ、めんこなど手先を使った昔ながらの遊びを現代の子供たちに復活させることで、将来の日本を支えるモノづくり人材の育成を狙う。秋の福山開催を皮切りに、全国的、世界的な競技会に育てようと構想を膨らませている。

 実行委員会には、キャステム(福山市)、アドテックプラズマテクノロジー(同)、ローツェ(同)、ホーコス(同)、自重堂(同)、安田工業(岡山県里庄町)の各企業が参画。発起人のキャステムの戸田拓夫社長が会長に就き、各社から実行委員を選んだ。競技大会の開催予定日は、9月21日(日)、会場は福山市のビッグ・ローズ(ふくやま産業交流館)とする計画。

 参加対象は小学生で、500人を予定。競技種目は折り紙ヒコーキ(担当企業=キャステム)、めんこ(同=アドテック、自重堂)、ビー玉(同=ローツェ)、ベーゴマ(同=ホーコス)、紙とんぼ(同=安田工業)の5種目とし、各担当企業が競技ルールなどを子供たちに教える指導員、競技に必要な材料などを確保する。

 一競技の担当企業は2社ずつとする考えで、今後、「実行委員会へ参加する技術系企業を募る方針」(戸田会長)という。

 大会の正式名称や競技ルールなどは2月8日に開く企画会議で詰める。ベーゴマや紙とんぼなど今の子供たちがあまり遊んだ経験のない種目もあるため、5月連休中に練習を兼ねたミニ大会を開く予定。「備後地域で成功事例をつくり、各地方大会や全国大会、世界大会と大きくしていきたい」(同)と夢を語る。全国的な大会にするため、モノづくり人材育成に関心がある企業の協賛を広く求める構えだ。

 問い合わせは、紙ヒコーキ工房(キャステムグループ、084-961-0669)へ。


【2008年1月25日 日刊工業新聞社】