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さっぽろ雪まつりに初のスケートリンク−ジュピターテレコムが運営

 冬の風物詩として59回目を迎える「さっぽろ雪まつり」に初めてスケートリンクが登場する。札幌市の上田文雄市長が恒例の雪像展示に加わる体感型施設を熱望し、実現に至った。リンク運営を受託したジュピターテレコム(JCOM)は社会貢献の一環として、財政再建中の夕張市の児童をリンクに招待する計画も立てている。

 【来場者に無料開放】

 スケートリンクは雪まつりのメーン会場である大通公園の西1丁目会場に2月4―11日の8日間開設する。広さは学校のプールと同程度の20×25メートル。スポンサーからの広告収入で運営し、来場者には無料で開放する。

 6日には夕張市立緑小学校の全児童約30人を招待。市議会など周辺施設の社会科見学も併せて提案しており、往復の交通費などはJCOMが負担する。

 9日には同リンクを含む雪まつり会場を生中継し、全国のケーブルテレビ(CATV)局に衛星経由で映像配信する。

 【ブームで復活】

 大通公園では28年前まで雪まつりとは別に、冬季限定のスケートリンクが存在した。だが「周囲のビルに遮られて公園内に風が入らなくなり、氷温管理が難しくなった」(札幌市観光文化局観光企画課)との事情から閉鎖を余儀なくされた。

 雪まつり会場の体感型施設としては「歩くスキー」も候補に挙がったが、スペースや最近のフィギュアスケートブームからスケートリンクの復活を決定。地元に密着してCATV事業を展開するJCOMに運営を打診した。

 【定着させたい】

リンク横には高さ約150メートルのテレビ塔がそびえ立ち、日暮れ後には木々のイルミネーションを見ながらスケートを楽しめるという。「米ニューヨークのロックフェラー・センターのスケートリンクのように定着させたい」(同)考えだ。


【2008年1月24日 日刊工業新聞社】