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群馬・太田会議所、産業振興へ取り組みを加速

 【前橋】太田商工会議所は常設委員会を拡充し、製造業をはじめとする産業振興に向けた取り組みを加速する。従来の工業委員会を「ものづくり改革推進委員会」に改組し、産学官交流事業などを柱の一つとして機能を見直す。さらに大学教授ら外部有識者を委員に招く。すでに組織改編の作業に入っており、4月をめどに活動を本格化する。製造品出荷額が北関東エリアの市町村でトップというモノづくり基盤を一段と強化する。

 ものづくり改革推進委員会は富士重工業のサプライヤーが集積する群馬県太田地域の技術の活用、次世代技術と技能開発の推進、産学官交流事業に注力する。

 07年10月末まで太田商工会議所の運営にあたった荻原栄一前会頭の時代には群馬大学工学部の地元誘致に取り組み、成果を挙げた。これを受けて同11月1日に就任した正田寛会頭(しげる工業会長)のもとで、08年春に市内に新キャンパスを開校する群馬大工学部との連携事業を深耕する。群馬大の教授らを候補に外部委員を招く。

 また、これまで重点的な活動が少なかった観光産業を推進する。特産品の発掘と育成、文化・自然遺産の活用などを進める「わが街の誇れる産品、資源の発掘育成委員会」や「住みたくなる街づくり推進委員会」を立ち上げた。

 ものづくり改革推進委員会などを含め、同会議所は従来5組織だった常設委員会を9組織に拡充・再編した。

 太田市は自動車産業を中心とした工業集積地で、製造品出荷額は1兆9500億円(06年)。関東地方の市町村の中では横浜市、川崎市、千葉県市原市に次ぎ4位に位置する。


【2008年1月9日 日刊工業新聞社】