HOME > 事業を広げる > 地域資源活用チャンネル

地域資源活用チャンネル

ニュース

近畿経産局、関西の食文化向上へ食関連産業振興研究会を設立

 近畿経済産業局は食関連産業の振興策を産学官で検討する「食文化産業振興研究会」を、11日付で設立する。ロック・フィールド、フジッコ、がんこフードサービスなどの関西食品企業のほか、業界団体や大学から12人が参加予定。座長は青井倫一慶応義塾大学大学院教授が務める。08年3月末までに計3回の会合を開き、食の文化や伝統を生かした付加価値の向上と需要創造によって、食関連産業の振興を行う方策を検討する。

 外食産業は95年の27兆8700億円をピークに減少傾向にあり、食の安全問題や原料の高騰、価格競争の激化などで厳しい状況。

 研究会では食関連産業に歴史や伝統などの文化的価値を加えた「食文化産業」という新たな視点から、振興を図るための方向性と具体的な方策を考える。

 低い生産性や慢性的な人材不足、システム化の遅れなどの問題点を取り上げ、行政による支援策なども検討する。

 「くいだおれの町・大阪」と言われるように、関西は日本の食文化の原型を形成、発展させてきた。関西が誇る食文化を再認識し、革新と生産性向上を達成することが日本の食産業の発展につながると考えた。


【2007年12月8日 日刊工業新聞社】