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さんひで、"産直野菜"の比率拡大−ニーズの高まりに対応

 【千葉】さんひで(千葉市美浜区、雨宮厚美社長、043-248-3493)は、青果の産地直送事業を強化する。市場を通さない"産地直送野菜"が消費者に人気があり、大手スーパーなどでニーズが高まっていることに対応する。千葉県内の農協や農業法人、農家との契約を増やし、総売り上げの2%を占める産直事業を5%に高める。産直事業を持つ仲卸業者として他社との差別化を図り、新規顧客の開拓を進める。

 さんひでは物流コストがかからない千葉県内を中心に、農協や生産農家との新規契約を増やす。06年夏に農家と共同で、オリジナル商品の枝付き大葉を発売した。

 ヒット商品になったことから、今後も独自のパッケージ方法などを用いたオリジナル商品を開発する。

 04年の卸売市場法改正で、09年4月から卸売手数料の弾力化が決まっている。これにより仲卸業者が支払う手数料を卸売業者が自由に設定できることで、卸売業者の競争が活発になる。先を見越して仲卸業の別会社を作る卸売業者も出てきており、仲卸業者も含めた競争に発展しつつある。

 同社は顧客への訴求力を高めるため、人気の産直野菜の取り扱いを増やす。現在、大型取引では大手スーパー8社に納入している。10社に増やすことでバランスの良い経営体制を構築したい考え。08年9月期の売上高は前期比約12%増の約70億円を目指す。


【2007年12月4日 日刊工業新聞社】