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地域資源活用チャンネル

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クラスター新時代(2)首都圏情報ベンチャーフォーラム、首都圏バイオネットワーク

 【首都圏情報ベンチャーフォーラム/人のネットワークを形成】

 ITやコンテンツベンチャー支援を目的に、活動に熱がこもるのは「オンラインゲーム関連プロジェクト」。ベンチャー企業だけでなく、販路となる大手企業も巻き込んだ一大クラスターを形成する。

 オンラインゲーム市場を担う運営事業者の約9割は首都圏に集中しており、業界初となるガイドラインの策定や、活動財源と運営機能の自立化を目的とした日本オンラインゲーム協会の設立を通じ、関東発の技術革新を目指す。

 人をベースとしたネットワークの形成を目指しているのが特徴だ。「プロフェッショナルの出会いを演出し、化学反応を起こす」と銘打った「ベンチャー・ビート・プロジェクト」は、IT・コンテンツ業界のキーパーソンと、計画立案する担当者で構成。厳選された100人を集めた交流会「ジャパン・クリエイターズ・ネットワーク」では、CMの共同製作などの成果が生まれた。東京商工会議所による「クロスシブヤ」は2800人のクリエーターが参加、さまざまなビジネスマッチングを実現している。

 【首都圏バイオネットワーク/大手製薬との連携を促進】

 研究機関、大学などバイオ関連拠点が集積する首都圏で、地の利を生かしバイオベンチャー育成を目指す。このプロジェクトに対し、32社のベンチャーキャピタルが42億7500万円を投資するなど、成長を後押しするための環境づくりは着々と進む。ネットワークの深化・濃密化でバイオクラスター集積を目指す。

 地道な取り組みに余念はない。全国のバイオプロジェクトと連携、ベンチャー企業を一堂に集め、大手製薬会社との連携を促進する「アライアンスプロモーション」も12月7日で5回目。事務局を仲介して、また参画企業が独自に動き出す案件が多数生まれている。28日から都内で始まる「クラスタージャパン2007」では、プロジェクトの拠点組織である木原記念横浜生命科学振興財団としずおか産業創造機構ファルマバレーセンターが出展、最新の技術成果を紹介する。

 ネットワークではアライアンス先の紹介や、勉強会の立ち上げを通じて、独自技術の市場化を多面的に支援する。ゲノム研究など国際競争が激しい分野ながら、約370社の会員企業の成長をサポートする。


【2007年11月22日 日刊工業新聞社】