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九工大、産学連携を強化−技術交流会を核に地場企業との交流緊密化

 【北九州】九州工業大学は産学連携事業の強化・拡充に乗り出す。07年3月に設立した同大学技術交流会「キューテックコラボ」を核に地場中小企業との交流を緊密化、産学連携を進化して企業の問題解決や共同研究につなげる。またインターンシップ事業を通じて学生に地場企業を認知させる。最終的には人材確保が難しい中小製造業に学生を紹介していく狙いもある。

 九工大は昨年10月に地域共同研究センターと知的財産本部を統合。新たに「産学連携推進センター(センター長=鹿毛浩之九工大教授)」を設立し、産学連携の窓口を一本化した。また九工大が持つ知的・人的・物的資源の活用を通じて産業界との連携を深める目的でキューテックコラボも創設、活動を本格化させている。同コラボには粉体工学やシーズ発掘など12の研究会がある。現在は企業側への参加を呼びかけており、参加者は九工大と連携して問題解決や共同研究が行えるようにする。学生との交流も図り、学生に地場企業を認知させる。

 一方、毎月第3木曜日に開いている月に1度の産学交流会「三木会」講師に、今後は企業人を積極的に招くなど活動をさらに活発化させる。「北九州はものづくりの街として伝統がある。共同研究や人材育成を通じて地域貢献したい」(鹿毛センター長)考えだ。

 九工大は文部科学省が公募した07年度「特色ある国際的な産学官連携の推進機能支援プログラム」の中の「特色ある国際的な産学官連携の推進体制整備」5機関の一校に選ばれるなど、体制整備を進めている。


【2007年11月9日 日刊工業新聞社】