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ゼロム、香川・小豆島の経済活性化で取り組み加速

 ゼロム(大阪府豊中市、小西敏夫社長、06-6855-1011)は、精密プレス加工の主力工場がある香川県・小豆島の経済活性化に取り組む。設立40周年を機に、9日に小豆島町で「国際社会における瀬戸内・小豆島、地域活性化の実現に向けて」をテーマにしたフォーラムを開く。フォーラムには取引先など約130社を招待し、ゼロムからは社員全員の174人が参加する。

 フォーラムはゼロム特別顧問の佐々木正国際基盤材料研究所会長の基調講演と、棚橋祐治石油資源開発社長をコーディネーターとするパネル討論の2部構成で行う。パネル討論は行政・経済界と技術系学識者らの顔ぶれで、小豆島を中心に、中国・四国地方全体におけるゼロムの役割を議論していく。

 ゼロムは創業5年目にあたる72年、小豆島に工場を完成。84年には金型工場も完成、同島内2工場体制を敷いた。90年代後半には生産の主力を、大阪本社から小豆島工場に移転。小豆島を代表するメーカーとして、地元経済の中核を担うようになった。従業員も同島内の高校卒業生を中心に、出身者で固めてきた。10月には工場の責任者ら4人が、小豆島出身者として初めて取締役に就任した。

 島内の若者の代表的な就職先であることから、「行政も住民も、ゼロムの状況を自分のことのように考えてくれる」(小西社長)ほどに地元に密着してきた。今後も小豆島と一体となった成長が不可欠として、フォーラム開催を決めた。

 10日には工場近くのグラウンドを借りて屋台などを設置し「ゼロムまつり」を行う。経済界に加えて住民との交流も図り、さらに地元との関係を深めたい考えだ。


【2007年11月7日 日刊工業新聞社】