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茨城マグネシウム工業会、正式発足−中小製造業者31社が自立運営

 【水戸】茨城県内のマグネシウム加工を取り扱う中小製造業者らでつくる「茨城マグネシウム工業会」が正式に発足した。05年7月に茨城県の主導で発足した「マグネシウム連携体」が前身で、新組織により今後は民間が自立運営する活動となる。大企業からの一括受注体制の構築や、新技術・新製品開発に取り組み「マグネシウムの茨城」というブランドの構築を目指す。

 現時点で県内31社が参加しており、会長には発起人代表である宮本製作所(茨城県古河市)の宮本隆社長が就いた。事務局は茨城県茨城町の茨城県工業技術センターに置く。組織には参加企業などが連携してマグネシウムの新製品開発に取り組む「新製品開発部会」と、大学や産業技術総合研究所などと協力しながら加工技術を開発・蓄積し、会員らで共有するのが目的の「新技術開発部会」を設ける。

 茨城県はこれまで、受注活動をとりまとめるプロデューサーを県中小企業振興公社に2人配置して営業活動を支援している。民間型になった後もこうした取り組みは継続し、工業会をサポートする。工業会は橋本昌県知事や県外の企業関係者らを招いて11月15日15時から、水戸市の水戸京成ホテルで発足イベントを開き、事業を紹介する予定だ。

 宮本会長は「マグネシウムはまだまだ普及していないが、環境性の高さなどから注目が集まっている。われわれがマグネシウム加工の先駆者となり、参加各社の会社を大きくしていこう」と呼びかけている。


【2007年10月18日 日刊工業新聞社】